何が買えたって

待ちに待った「トーキョーN◎VA−Detonation」
先日、新宿で吉井さんに
「売ってないんだから諦めろよ」って「藍より青し」を
投擲されて以来、ずっと探してたんだけど。
先日御茶ノ水書泉ブックマートで無事ゲット。
買ってからず〜っと読み込んでます。サルのように。
以下、読み込んだ感想をいくつか。


イヌの技能、キープオフが奥義になってるのに笑う。
使うな、ということなのか?
濫用するなって書いてあるし。
ま、RLはともかく他のプレイヤーが迷惑するのは確か。


全体的にはカブトが猛烈に弱くなったような気がする。
カバーリングや自動防御といった「手札から判定」する技能が
全て「プロットからの判定」になり、これからのカブトは
プロット枚数を増やす必要が生じたのだ。
プロットと手札の判定、という従来のカブトのアドヴァンテージ
なくなってしまった。
まあ、「アクト全体のスピードアップ」や「今までが硬すぎた」という意見もあるので、
今のところは今後の解析とエラッタ次第。と言うスタンスだけど。


更に見切り系の技能は「レベル点のダメージを軽減」に変更。
カブキのコミックヒーローやクグツの忠誠などは
「持ってればとりあえず安心」という技能ではなくなった。
レベルを上げれば今まで以上にダメージを軽減できる可能性があるので、
この変更は実は弱体化ではなく強化だと思っている。
レベル10を超えた忠誠は確実に10点のダメージを軽減してくる。
しかも判定に成功すればいいのだ。


強化といえばニューロがバグった様に強くなった。
リサーチから肉体・精神戦、アストラル戦闘までこなす、超万能選手に。
弱点として、「ウェットには手出しが出来ない」のだが、
キャラクターは基本的に電脳化しているので、余り弱点になっていない。
新版ルールになって、ほとんどの装備が「電脳化」されているため、
ニューロのドミネートとクラッシュは対策していないと致命的に厄介だ。
逆に言えば、ニューロは「対策されること」を前提に作成する必要がある。
ここまで言えばわかると思うが、対策される前提で作るわけだから、
ニューロのドミネートやクラッシュは防げない、と思ったほうが良いかもしれない。
デジタルアクションはニューロかマヤカシ(しかも奥義)でないと防ぐことが出来ない。
ウェットという選択肢は新版ルールでは重要な選択かもしれない。


おそらく、現段階で考えうる防御側の最適解は
「フェイト・クロマク・マヤカシ」だと思われる。<自我>+<消沈>+<隠心>+<泰然自若>+<警報>で
デジタルアクション以外の全てのアクションに対して「手札から」
リアクションできる。
更に<※干渉>を組み合わせればデジタルアクションにも対応。
隠心で達成値も伸びるし、装備に自我の達成値を上げるものもある。
フルスクラッチを使えば初期状態でも作れる手軽さといい、
リサーチでも活躍できる点といい、
推奨枠に絡みやすい点といい、最適解だと思うわけです。


でも、9月の後半には「グランドX」が発売されるとのこと。
その時に増える技能や装備によっては変わるかもしれないし、
今後のエラッタなどによってはまた変わってくるかもしれない。


さて、コンバートルールで持ちキャラをコンバートするかのう…。